4月8日(木)

昨日保留にしていた,代わり映えのしない生活を送っている人がブログを書く意味について書こうと思う。

日常で起こったことを記録するのがブログというものの一般的なあり方なので,毎日同じような生活をしている人は「自分がブログを書いても意味がない/書くことがない」と思いがちである(自分もそう思っていた)。しかし,発想を転換して次のように考えることもできるのではないかと思う。つまり,「自分はブログを書いている」という事実があることによって,生活の内容をブログに書きごたえがあるような充実したものに変化させるのである。

このように書くと,「そんなことをする人はブログを書くことに支配されているのであって,本当に充実した生活を送っていることにはならない」という反論があがることが予想される。しかし,例えば「新しい靴を買ったからはやくお出かけしたい」と思っている人に対して「本末転倒だ」「靴に履かれている」などと批判する人がいない(←多分)のと同じで,「ブログに書くために何かをする」というのもそれほど不健全な行動原理ではないような気がする。それに,始めはブログに書くためにしていた行動も,いつしかブログのことなど関係なしに本当の趣味になり,生活を彩るようになるということも十分考えられる。

このようなことをブログを始めた一昨日くらいから考えていた。ただ,考えることと実際に行動に移すことは別で,自分の場合は上のような自己変革を目的としてブログを書いているわけではないので,ぼんやりとブログのことを考えながら普通に生活を送るようにしようと思っている。

 

 

・今日やったこと

①大学に行った

今日から大学が始まった。今年度から対面授業が再開するので,早めに起きてゆっくり支度をしようと考えていたのだが,当初の予定より1時間以上寝坊し,自転車で疾走してなんとか間に合うということになってしまった。一昨日も書いたが卒業のために必要な単位は残り少なく,今期は6コマしか授業が入っていない。その中で一番授業が多いのが木曜日で,2~4時限目に3コマ連続で入っている。

2限の授業(と言っても初回なのでガイダンスだけだった)が終わると一度帰宅し,朝食兼昼食(冷やし中華)を食べて昼寝をした。3限の授業は再来週くらいまではオンデマンド形式で対面授業がないので,4限が始まる直前まで寝ていた。

4限はドイツ語の小説を読む授業で,授業開始時刻になるといかにも大学教授という感じのおじさんと若い女の人が入ってきた。女の人は大学院生のTAなのかと思ったが,この人が授業を担当する講師であることが判明して静かに驚いた(多分教室にいたほぼ全員が同じことを考えていたと思う。おじさんの方は授業が始まったらどこかに消えて行った)。

ひとつひとつの授業について事細かに感想を述べるのは面倒なので避けたが,また今度気が向いたら書くかもしれない。

 

②読書

大学が終わってから引き続き『月と六ペンス』を読んだが,30ページくらい読んだところで眠くなって本日2回目の昼寝をしてしまった。前日あまり寝ていなかったこともあって4時間くらい寝た。一般に昼過ぎに30分~1時間程度昼寝をするのは気分をリフレッシュさせるのに良いとされているが,夕方に,それも長時間の昼寝をするのは生活リズムを破壊する以上の意味を持たないのでなるべく避けるようにしたい。

 

③英語の勉強

やったことは昨日までと同じ。今日は2つの文章を聴いたが,2つ目の文章は1回聴いただけで内容が9割方理解できたので嬉しかった。これからも,こういう小さな成功体験を積み重ねながら地道にやっていきたい。

 

 

・大学教員の話

大学教員あるある:本のコピーが下手。

大学の研究室なのだからそれなりに高性能なコピー機が備え付けられているはずなのだが,今まで経験してきた限り大学教員は本のコピーが絶望的に下手である。原稿のサイズ指定や枠消しをしないので余白のところが真っ黒になっていたり(←インクの無駄),読み取る時に本をしっかり押さえないのでページの綴じ部が大きく影になっていたりする。神経質なので,こういう状態のコピーを渡されるとそれだけでモチベーションが30%ダウンする。大学教員にはコピー機の使い方研修を受けさせるべきだと思う。

 

 

明日は大学がないので,風呂に入ってからもう少し本を読んで寝ることにする。